パワハラのエピソードの第2弾を語りたいと思います。
私がうつ病を発症した時の職場は、区画整理事務所だったことは、前にも書きました。
主な仕事は、地権者との移転交渉でした。区画整理地内は、新しい区画になるので、元の土地から新しい土地に移転してもらう必要があります。
その費用の金額を算定、提示して契約
書に判をもらうのです。1度の交渉でまとまることは、まずありません。
ほとんどの地権者は、移転費の上積を要求します。しかし、移転費用は税金から出ているので、「はい、そうですか」と、応じる訳にはいきません。
そんな時に、地権者の引越しの手伝いを申し出ることがありました。区画整理事務所の職員で、引越し作業をすれば、地権者は引越し費用を負担せずに済みます。
結果的に、移転費を数十万円アップしたのと同じことになります。
ある地権者の引越しを手伝っていた時のことでした。私は、地権者の荷物の中にあった、如何にも高そうなステンドグラスを落として、壊してしまったのです。
その時の私は、精神的に大分追い込まれていて、集中力が欠けていました。すぐさまOさんの怒声が響き渡りました。
「お前何やってんだよ!こんな高そうな物壊しやがって!どうすんだよ!」と・・・。
上司に報告すると、「俺が謝って来るから、お前はこのまま作業を続けろ」と、言われました。
そのまま作業をしていると、Oさんが皆に聞こえるように、大きな声で「おい、人の物を壊しておいて、自分で謝りにも行けない子供みたいな奴がいるぞ!まったく何考えてるんだかなぁ?」と、言い出しました。
私は耐えられなくなって、上司に「やっぱり自分で謝りに行かせてください」とお願いしましたが、上司からは「俺が謝って話は着いている。お前が行って話しを蒸し返す必要はない」と言われしまいました。
それから少したって、3時の休憩の時でした。皆で缶コーヒを飲んで、一服していました。
私は、皆から少し距離を置いて座っていました。すると、背中に何かが当たります。ふと、振り返るとOさんともう1人の職員が、缶コーヒの空き缶を目がけて石を投げていました。
その空き缶は、私のすぐ後ろに置いてありました。始めは、まさか自分を狙っているとは思いもしませんでしだか、石は確実に私の背中に当たります。
私は場所を移してみました。すると、また背中に石が当たります。恐る恐る振り返ると、Oさんがニヤニヤしながら石を投げています。
空き缶の位置も、再び私の後ろに移動されていました。そして、Oさんが、もう1人の職員に子声で「お前もぶっけろ」と、言っているのが聞こえてきました。
その職員は、さすがに、「それはできない」と言っていました。
私は大きなショックを受けました。まさか、石をぶっけられるなんて・・・。子供のケンカでもあるまいし・・・。
そこまで、嫌われているのか・・・、何でなんだ?
ステンドグラスを壊してしまったことは、確かに私のミスです。でも、それは石をぶっけられなければ、ならないほどのことなのでしょうか?
私の悩みは、増すばかでした。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます!
これ以降のことは、また次回に書き込みしたいと思います。
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