入院しました。 - トクさんの自動売買（EA）配布ブログ

前回からの続きです。妻に付き添ってもらい、市立病院の心療内科に行きました。長時間待たされた後、やっと受診してもらえると、思ったら･･･いきなり医師に怒鳴られました。「紹介状もなく、ここへ来るのは非常識だ！」と。確かに、総合病院に行くには紹介状を持って行くものなのかも知れません。が、この時の私には、そこまで考えが回りませんでした。すがる思いで、市立病院に行ったのに、いきなり怒鳴らて、意気消沈･･･。それでも、気を取り直して、持参したクリニックで処方されていた薬を見せようとすると、今度は「そんな物、見なくても分かる！」、「うつ病なんて規則正しい生活をしてれば治るんだ！」と再び怒鳴られました。
結局、この日は診察すらしてもらえず、帰るハメになりました･･･規則正しい生活すると言うことは、毎日、仕事にいくのが一番だと思い、辛さを我慢しながら、仕事に行っていました。後日、私の尊敬するM先輩に、この日の出来事を伝えると「そんな言い方をするのは、きっとF先生だな」と言われました。その先輩は、児童課に配属されていて、不登校の児童を担当していました。その不登校の児童達の診察を受け持っていたのが、F先生だったのです。 F先生は物事をハッキリ言う方だったので、M先輩は、F先生だと思ったようです。しかし、実際は私が会った医師はF先生ではなく、F先生の上司であるT先生でした。そのことは、後で分かります。しばらく、無理をして仕事に行っていましたが、いよいよ限界が来て、どうしても入院したいと思うようになりました。上司に相談すると、「俺も大学で心理学をかじったから、今のお前の状態を話してくれないか？」と言われました。私が、仕事に来るのも辛いし、家に居るのも辛い。気持ちが焦って不安感に押し潰されそうだと話すと、「よし、分かった、俺も入院を勧める。仕事の事は気にするな！俺からF先生に話をしてやる」と大変暖かい言葉をかけてくれました。前年度に10ヶ月も休んでいて、今年度もまだ、4ヶ月強しか働いていない私に、こんな暖かい言葉をかけてもらえるなんて、本当にありがたいことです。さあ、上司がF先生に話を通してくれました。市役所と市立病院は、同じ市の職員同士ですから、こういう時には便利です。ところが、F先生のカルテに私の名前がないと言うのです。色々調べてもらうと、私が会った先生はF先生ではなく、T先生だったことが分かりました。 F先生は、「私が初診をしたのではないけれど、希望があれば、私が受け持っても良いですよ」と言ってくれました。とにかく、少しでも早く入院したかった私は、F先生に見てもらうことにし、8月の半ばから入院をしました。 F先生は、私よりも一歳歳上で、当時、35歳の若手の先生でした。ここから、今現在までの21年間におよぶF先生とのお付き合いが始まったのです。以降については、また別に書きたいと思います。ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

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