やっと入院する事が出来ました。3階のB病棟です。 この病棟は、内科と心療内科が使っていて、私が入った部屋には、糖尿病の患者さんが2人いました。 私は誰とも接触したくなかったので、ベッドのカーテンは、常時閉め切りにしていました。 糖尿病の患者さん同士が、話している言葉さえうるさく感じてしまい、ストレスになりました。 ベッドには、小さなテレビが付いていて、プリペイドカードで見られるようになっていました。 一応、千円分のプリペイドカードを買って置いたのですが、テレビを見る気さえしません。 テレビを見るどころか、なにもする気がしませんでした。 ただ、ボーっと天井を見ているだけです。 先生からは、「何かしたい事があったら、何でもしてください。何もしたくないなら、しなくても良いですよ」と言われていました。 入院後、2週間は抗うつ剤を点滴しました。 毎日、午前中に2時間かけて点滴をしていました。 初めての点滴だったので、要領が分かりません。 動いてはいけないと思っていたので、トイレも我慢していました。 水分を点滴しているので、どうしてもトイレに行きたくなります。 ある時に、我慢出来なくなり、ナースコールを押して「すいません、トイレに行きたいんですけど･･･」と言うと「はい、どうぞ」と言われました。 そこで、初めて点滴したまま動いても良いんだと分かりました。 本当なら最初に聞いておくべきだっのに、怖くて聞けなかったのが、入院期間でした。 あまり長く入院すると、職場にめいわくがかかるし、かと言って、１ヶ月位で退院させられても困るな･･･と思っていたのです。 思い切って先生に聞くと「3ヶ月を予定していますが、別にそれ以上になっても良いですよ」と言われました。 ホッとしたような、3ヶ月もここに居なければならないのか･･･と言う複雑な気持ちがしました。 弟が携帯ゲーム機を持ってきてくれましたが、それさえも手を付ける気がしませんでした。(当時はDSやゲームボーイなどありませんでした) そんなこんなで、瞬く間に１ヶ月が過ぎました。 これ以降のことは、また改めて書きたいと思います。 ここまで読んでくださった方ありがとうございます！
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